大和郡山

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だんだんと暑くなってきましたが、
6月4日は奈良県の大和郡山へ行ってきました。
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近鉄、郡山駅。京都から急行で50分程度。
ここは戦国時代からの城下町で、人口は9万。
奈良時代の平城京の西南端あたりに位置します。東大寺がある奈良市の中心からは5km程。
城の外堀沿いに近鉄
金魚の生産は日本一。
大和郡山へは、7年前、自動車で通りがかったことがありますが、
広い田んぼの中をドライブしているといつのまにか町が現れ、
あっという間に通り過ぎたって感じでしたね。
でも金魚の卸屋に立ち寄ったのを覚えています。
今回は電車で来て、徒歩と路線バスで回りましたが、全然雰囲気が違って、
すごく大きい町の感じがします。不思議ですね~
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お城の門
堀が3重になっています。外堀、中堀、内堀とでも言うのかな?
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大和国(今の奈良県)は、東大寺や興福寺などの力が強く、
鎌倉、室町時代も幕府の守護が置かれることはありませんでしたが、
戦国時代になって信長の家臣、筒井順慶が大和国を統一、ここに城を築きました。
その後、いろいろ大名が代わり、
江戸時代中期、甲斐の国、甲府の城主だった柳沢吉里が、
幕府の命令でここへ入城、 その後柳沢家が藩主を勤めました。
(享保の改革で、幕府の財力を増すために、甲府は天領《幕府領》になったとのこと)
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お城の中心部にある柳沢吉里の父、吉保を祀る神社。吉保は5代将軍綱吉の重臣だったそうです。
神社の横を通って、最後に石垣を登れば、
天守閣跡。今は石碑だけ。
でも眺めは抜群。あの山の麓あたりが東大寺かな?
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こちらは夕陽の城下町
大和郡山、なかなか懐かしい感じのする町ですね。
奈良の他の町も訪れてみたくなりました。
私はこれからもこうやって散歩ができれば、一生笑って暮らせそうです♪
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Comments
私は親戚のいる天理にしか行ったことがないので
隣県なのに奈良って知らないことだらけです(汗)
夕暮れ時の城下町って、また風情があって良いですね。
何だかこの町には独特のゆったりとした時間が流れて
いそうでいいなあ。
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