京都西山、紅葉の光明寺

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いよいよ京都の紅葉も本番です。
今日は、阪急電車の西向日駅から、レンタサイクルで2km西の光明寺へ行ってきました。
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西山連峰と平安遷都の前の784~794年に都がおかれた長岡京の粟生の里。
山の麓に建つのが、西山浄土宗の総本山、光明寺(こうみょうじ)。
平安時代の終わり、武蔵国出身の熊谷直実(1141~1207年)という武将がいました。
直実は源平の戦いで源氏につき、数々の手柄をたてました。
ある時、逃げる平氏の武士を追いかけると、自分の子供くらいの若者で、
迷った後に斬りましたが、 相手は17歳の平敦盛(清盛の甥)でした。
直実は敦盛を斬ったことを悔い、そして世の無常を感じ、
浄土宗を開いた法然(1133~1212年)に会って、自分の思いをぶつけたところ、
「ただ念仏を唱え続けなさい。そうすると往生できる」と教えられ、刀を捨てて僧になりました。
その直実が1198年、この地に念仏三昧堂を建てたのが、光明寺の始まりで、
その後、法然の遺骸がここで荼毘に付されたことでお寺になり、
法然の石棺からはまばゆい光明が発せられたことより、光明寺と呼ばれるようになりました。
御影堂の御本尊は「張子の御影」という、法然自身が自らきざんだ自分の像です。
御所の女官たちが勝手に出家したことに激怒した天皇が、法然を讃岐に流罪としますが、
その時、弟子の湛空が、法然をしのぶ、よりどころとなるものがほしいと言ったところ、
法然が、大切にしていた母からの手紙を木に張り、自分の像を彫って手渡しました。
本当に見事でした♪
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Comments
今日から紅葉狩り開始しました。
透かし撮りが見事ですね(´ω`)
晴天の予報とは裏腹にくもりでしたが
楽しかったです。
まるでその場に居るかのように感じます。
熊谷直美という武将の人生、全く知りませんでしたが
今回のお話を読み、少し興味が湧いてきました。
一気に冬の寒さへと近づきましたね。
京都の紅葉はもう見頃でしょうか♪
寒いところは苦手なのだけれど、紅葉はゆっくりと
冷たい空気に触れながら見たくなりますね♪
10年程前に行きましたが、紅葉は確かにきれいでした。
記憶にあるのは廊下歩いてるとき足が冷たいのが・・・もみじよりこちらの記憶が(笑)
もう、見ごろみたいですね。
光明寺に行かれたのですね。紅葉はどれをとっても美しく癒されます。
特に最後のグラデーションにはなんとも言葉が出ません。
素敵なお写真を拝見させていただき、ありがとうございました。
光明寺行かれましたか。
これから紅葉の絨毯もできて
もみじの参道は錦繍の世界に
なるでしょうね。
今年は早めにでかけたの
また晩秋に^^
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