竹の寺、地蔵院
京都西山の麓にある、一休禅師(1394~1481年)が幼いころ暮らした「竹の寺」こと地蔵院。


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室町時代初期の1367年、室町幕府の有力武将、細川頼之が建てた、臨済宗のお寺です。
周りからねたまれて宮中から追い出され、この近くの民家で一休を産みました。
その後、一休はこの寺で育ち、6才で京都の町の中の安国寺での修行生活に入りました。
一休と母が人目を避けて暮らすには、ちょうど良いお寺だったようです。
一休が生まれる少し前に分裂していた南北朝が統一されました。
朝廷は事実上、北朝が引き継ぎましたしたが、一休の母は南朝の貴族出身であったために、
こういう目に会わなければならなかったと言われています。
一休はその後、僧としては大徳寺の住職になるまで出世し、
晩年は京田辺の一休寺で暮らしました。
本堂のまわりの地面は苔、苔、苔。 しっとりしてとてもいい感じでした。
そういやもうすぐ竹の子の季節ですね。私はさっとゆでて、酢醤油でいただくのが好きです♪
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Comments
とても静かでした。
松尾神社のついでに歩けますよ♪
>みお様
お寺の西側が山ですから、
西陽が避けられてなつは理想的ですね♪
たくさんの苔でしっとり。
京都のあの暑い夏には心地よい場所になるのかなあ。
美味しいタケノコがいただける季節ももうすぐですね。
私はやはり甘辛く煮たタケノコが大好きです♪
静かなお寺のようですね。
筍も獲りたて食べたいですね。(笑)
リンクありがとうございます。
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