千家の不審庵・今日庵

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京都を南北に貫く堀川通り。

茶道資料館。

茶道資料館から細い寺之内通りを東に少し入ったところに日本の茶道の中心があります。
京都を南北に貫く堀川通り。

茶道資料館。

茶道資料館から細い寺之内通りを東に少し入ったところに日本の茶道の中心があります。
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千利休は大阪・堺の商人の家に生まれ、信長・秀吉の茶道指南役をしながら、茶道の礎を築きました。
千利休が作った茶室「不審庵」
「不審庵」の号は「不審花開今日春」の禅語から採られました。
不審は「いぶかしい」という意味で、
人智を超えた自然の偉大さ、不思議さに感動する心を示すそうです。
利休はふとしたことで、秀吉の逆鱗にふれ、切腹を申しつけられます。
その後、一時、千家は離散となったものの、子、孫が細々ながら千家をうけつぎました。
当時の茶道家は、大名などの武家に雇われ茶道指南役となって生計を立てていましたが、
孫の宗旦は、生涯、雇われるのを避け、質素を追及した「わび茶」を極めたとされています。
宗旦は「不審庵」を自分の三男・宗左に譲り、同じ敷地の裏に四男・宗室とともに「今日庵」を開きました。
これが表千家、裏千家の始まりです。
裏の今日庵
尚、宗左、宗室の名は代々受け継がれ、表千家・宗左は紀州(和歌山)、裏千家・宗室は金沢、松山の茶道指南役になったそうです。
今日庵の向いにある茶道具屋さん
なぜ茶道に表と裏があるのか、ずっと気にはなってたのですが、今回初めて納得しました。
この不審庵・今日庵も初めて訪れましたが、まだまだ知らない京都がいっぱいあるようです♪
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Comments
表も裏も見事です(^-^*)
連休に遊びに行こうと思っております!!
東京にいる間には行こうと思っていたので、
がっつり観光しまっす!
下の緑のお茶の道具は、いい色です!1
両家の関係はそうだったんですね、勉強になりました。
テレビやその他でとても有名ですが、行ったこともなく写真を楽しく拝見しました。
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