六波羅蜜寺

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9日のえびす神社を参拝した後です。
少し南東に歩いたところにある六波羅蜜寺(ろくはらみつじ) 。十一面観音菩薩が安置されています。
「六波羅蜜」とは仏教で僧が修めなければならない、6つの徳目(布施・戒・智など)のことだそうです。

平安時代中期、菅原道真が太宰府に左遷され亡くなった後の頃、都には天災が頻発し、疫病が流行しました。
空也上人は醍醐天皇の皇子でしたが、出家してこの寺を建て、病んでいる人達の救済にあたりました。
自ら刻んだ観音像を車に載せて京都の街を回り、
病んでる人には、皇服茶と呼ぶ、裂いた青竹に湯をかけて梅干しと昆布をまぜたお茶を与え、
念仏をとなえて病魔を鎮めたそうです。

またその後、平家がこのあたりに大きな屋敷を建て、栄華をきわめました。
この地を六波羅(ろくはら)と呼び、武士たちの家の数は5千あったとのこと。
しかし、1183年、平家没落の時、火が放たれ、この本堂を残してほとんど焼けたそうです。
左・空也上人、右・平清盛。両者とも宝物館に鎌倉時代に彫られた木像があります。


平家が滅んだ数十年後、鎌倉幕府が京都を監視するため、ここに六波羅探題という役所をおきました。
六波羅探題の鎌倉武士たちも、このお寺を祈願所として、お参りしたとのことです。
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本堂の南には黄金の弁天様、北には銭洗い弁天があります。

弁財天こと弁天様は七福神の中でも唯一の女神であり、
もともとはインドの美しい水の神であって、日本では知恵・芸能の神様とされています。
またお祈りすることで、いやなことや悲しいことを、きれいに水に流してくださるそうです。
こちらは銭洗い弁天。手前の小さなざるにお金をいれ、この水で洗って祈ると増えるそうです♪

このあたり、今まで歩いたことはあっても歴史のことなど考えたことなかったです。今回も勉強になりました。
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9日のえびす神社を参拝した後です。
少し南東に歩いたところにある六波羅蜜寺(ろくはらみつじ) 。十一面観音菩薩が安置されています。
「六波羅蜜」とは仏教で僧が修めなければならない、6つの徳目(布施・戒・智など)のことだそうです。

平安時代中期、菅原道真が太宰府に左遷され亡くなった後の頃、都には天災が頻発し、疫病が流行しました。
空也上人は醍醐天皇の皇子でしたが、出家してこの寺を建て、病んでいる人達の救済にあたりました。
自ら刻んだ観音像を車に載せて京都の街を回り、
病んでる人には、皇服茶と呼ぶ、裂いた青竹に湯をかけて梅干しと昆布をまぜたお茶を与え、
念仏をとなえて病魔を鎮めたそうです。

またその後、平家がこのあたりに大きな屋敷を建て、栄華をきわめました。
この地を六波羅(ろくはら)と呼び、武士たちの家の数は5千あったとのこと。
しかし、1183年、平家没落の時、火が放たれ、この本堂を残してほとんど焼けたそうです。
左・空也上人、右・平清盛。両者とも宝物館に鎌倉時代に彫られた木像があります。


平家が滅んだ数十年後、鎌倉幕府が京都を監視するため、ここに六波羅探題という役所をおきました。
六波羅探題の鎌倉武士たちも、このお寺を祈願所として、お参りしたとのことです。
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本堂の南には黄金の弁天様、北には銭洗い弁天があります。

弁財天こと弁天様は七福神の中でも唯一の女神であり、
もともとはインドの美しい水の神であって、日本では知恵・芸能の神様とされています。
またお祈りすることで、いやなことや悲しいことを、きれいに水に流してくださるそうです。
こちらは銭洗い弁天。手前の小さなざるにお金をいれ、この水で洗って祈ると増えるそうです♪

このあたり、今まで歩いたことはあっても歴史のことなど考えたことなかったです。今回も勉強になりました。
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Comments
1度しか行ったことがないです。
京都ふらりさんの写真見て
またもう一度行きたくなりました。
今、手塚治虫“ブッダ”にハマっていますので余計にお寺など行きたい!!
木曜日休みで今週はまた雨のようです。。。
塚とのことですが、お墓かどうかはわかりません♪
>マリア様
おでかけできないの残念ですね~
暖かくなるまで私の写真でも見ておいてください♪
>昭雄様
空也上人をご存知ですか~
歴史に関しては通でいらっしゃいますね♪
>ゆったり人様
私もブログの記事書くために勉強しています。
でもただ歩くより、歴史を考えながら歩いたほうが、はるかに面白いです♪
これはまた由緒正しき...
いつも勉強になります~ ポチ!
実物を観たいものです。
いつも応援ありがとうございます。
今日も、こちらで、散策気分。。。
楽しませていただきました~(人´∀`).☆.。.:*・
歴史的なことも、教えていただき嬉しいです。
応援ポチして帰ります~(^o^)丿
平家がこの辺りにすんっで居たことも初めて知りました。
勉強になります ぽち
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