ふらり京都、旅して日本

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21日の水曜日、朝7時すぎの阪急・嵐山駅です。







朝から川で魚釣り。朝日がまぶしい～







桂川。左の亀の甲羅のようなのが小倉山（286ｍ）。右の高いのが愛宕山（あたごやま・924ｍ）、








渡月橋（とげつきょう）を渡ります









川に沿って歩いて、







小倉山を少し登ると亀山公園。








周恩来（しゅうおんらい）の詩碑があります。






周恩来（1898～1976）は第二次大戦後の中国で27年間、首相を務めた人です。



特に1972年、日中国交回復の頃、新聞やニュースに再三登場し、

面長で、あの太い眉と大きな目は覚えておられる方も多いと思います。




彼は青年時代、17歳から19歳まで日本に滞在し、明治大学などで勉学にはげみました。

特に最後の数か月は京都に滞在していたそうです。




しかし、中国が辛亥革命後で大変な状況であったので、日本留学を途中断念し、帰国する決意をします。

その時、雨の嵐山に二度、立ち寄り、漢詩を読みました。







　　　　　　　雨の中をニ度嵐山に遊ぶ



　　　　　　　両岸に青い松、いく株か桜も混じる

　　　　　　　道が尽きると、ひときわ高い山が見える



　　　　　　　流れる川には緑が映り、石にあたる光は人を照らす

　　　　　　　雨は豪々として霧も深いが、 雲の間より射す陽の光はとても素晴らしい


　　　　　　　
　　　　　　　世のもろもろの真理は、求めるほどあいまいとなるも

　　　　　　　あいまいの中のー点の光明こそが真理である
　






いろいろ悩んでいるときに、雲の間から射す太陽の光を見て「自分の目指しているものもこれだ」と思ったようです。




桜の葉も散りかけです。



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